仮想通貨が裏で売買できる中国の「地下取引」とは?その実態を調査!

規制に伴う、中国・仮想通貨取引の実態は?

11月、中国の仮想通貨取引所はすべて閉鎖したが、当局の監督から逃げられる『地下取引』が続いています。規制と抜け道が同居することは中国の仮想通貨取引の実態です。

その実態を知る投資家、鄧家嘩さん(42歳)は今年仮想通貨への投資で5,000万円以上儲けたといいます。規制がかかった今でもある抜け道を使い取引を続けています。

OTC取引市場が急拡大、ビットコインを規制しきれない?

中国政府は仮想通貨取引禁止後もOTC市場のモニタリングを続けているようであり、最近の報告によると、10月末の2週間で680百万元、約1億300万ドルに相当する取引が、分析された3つの主要なOTC取引サイトで行われているといいます。

図↑ BTC-CNYのOTC取引額の変動

上のグラフを見ればわかりますが、OTC取引の活溌期は今年の2月から規制により、仮想通貨の出金ができなかった時期と9月から取引禁止の後です。

中国政府は引き続き監視しているようですが、『政府はビットコインを規制しきれない』と思っている投資家が多いようです。

OTC取引が活発化、政府は引き続き監視している

専門委員会は、「ビットコインの重大な発展に伴い、OTC取引がますます活発化しています。OTC取引により詐欺取引のリスクが存在する可能性がある。引き続き監視する」と述べました。

Huobiは国家テレビ番組CCTV財経に【規制違反】と指摘

11月28日、中国の大手仮想通貨取引所Huobiは国家テレビ番組CCTV財経に【規制違反】と警告されたの報道がありました!

[参考]:中国の大手仮想通貨取引所HuobiはCCTVに【規制違反】と警告された!

今回CCTVの警告は『OTC取引が規制赤線を打つか』との懸念が出ているので、政府とHuobiはのどんな対応をとるのか見守っていきたいですね。

中国の仮想通貨BBSのアンケート調査により、『Huobiはこれ以上、規制当局の指示に従わない』と考えている中国人は約56.76%を占めています。

中国政府が仮想通貨に更なる規制をする可能性は?

今後、当局は中国国内で活発化しているOTC取引も全面禁止にする恐れがあるかもしれません。

例えば、政府は、C2C取引の受取人の口座を凍結、海外取引所サイトのIPを遮断など、さらに、マイニング禁止の可能性も考えられると思います。

仮想通貨の「地下取引」はどのような取引であるのか?

「地下取引」は言い過ぎですが、意味は、取引所を介さないOTC取引と海外の取引所を利用するなどの二つの取引方法です。

そのうち、OTC取引は取引所を介さない取引活動です。

「地下取引」は主に以下の三つ方法があります。

1)取引所を介さないマンツーマン取引

スマホのQQ、Wechatのアプリなどを使い個人同士で行う「マンツーマン取引」が「地下取引」の抜け道の一つです。

マンツーマン取引は取引所を介さず、売り手と買い手が直接やり取りするため規制の対象外になるといいます。

詐欺に合う恐れもありますが中国では規制の抜け道として取引量が急増しています。

例)QQというライブチャットツールを使用して取引

例えば、上の図のような、2000いるQQグループ内で、「ビットコインを売りたい人は」と発表して、買い手を探す方法で取引を行います。

支払い方法は買い手と売り手二人で合意して、銀行振り込み、現金送金、第三者支払い、ギフトカードなど、幅広い支払い方法が使用されている。

2)OTC取引所(サイト)を介して取引する

代表の国際的なOTC仮想通貨取引所はLocalbitcoのP2P取引です。

日本のヤフーオークションようなプラットフォームであり、売り手と買い手が個人間での取引を行うことができる取引サイトです。

LocalBitcoinとPaxfulのデータによると、ビットコインのOTC取引の総額におけるBTC/CNY(ビットコイン/人民元)のOTC取引シェアの割合は禁止前の約5%から約20%へと上昇しています。

OTCによる取引量ではLocalbitco、Paxful、Coincolaの3つのプラットフォームが70%を占めている状態です。

3)海外の取引所を介して取引する

[参考]:中国取引所再開の噂に関して、これを見れば、すぐ分かる!

中国国内の投資家は「地下取引」以外に、海外の取引所を利用して、取引している人も少なくないです。

中国の仮想通貨取引所大手は、続々と海外取引所を運営し、取引サービス提供が始まっています。中国語をサポートしている海外の仮想取引所はすくなくとも20社以上あります。

規制により、中国人は海外の取引所に人民元で入金、出金などの決済ができない為、C2C取引、USDT(USD Tether)を利用して、決済を行います。

C2C取引とは、決済を取引所に通さず、買い手と売り手を直でやり取りする方法です。日本のヤフーオークションような感じです。

例)ZB.comのC2C取引方法

USDT(USD Tether)は、米ドル(USD)の法定通貨とほぼ連動した価値を持つ仮想通貨です。1USDT≒1USDというほぼ等価の図式が崩れることはありません。その性質上、仮想通貨売買における基軸通貨の一つとして扱われていることもあります。

例えば、ZB.comの取引所は、C2Cという取引があり、人民元(CNY)でUSDTを購入して、さらにUSDTでBTCを購入します。売る場合、逆でBTC➡USDT➡CNYの流れになるので、流れはややこしいです!

その他、Huobi.proは、C2Cの取引サービスがあり、人民元(CNY)でUSDTまたはBTCに決済できます。

とにかく、C2Cの取引は世界各国の法定通貨と決済できるような方法であり、これは当局の規制方針と逆なので、規制される可能性もあると思います。

中国語対応している、海外の仮想通貨取引所一覧(中国系も含む)

以下は、中国人がよく使っている海外の仮想通貨取引所一覧です。実は、投資家の鄧家嘩さんのように規制がかかった今でもある抜け道を使い取引を続けている中国人が多いです。

11月10日~12日、ビットコインの覇権争いは中国人が韓国のBithumb取引所を経由し、価格を操作してビットコインキャッシュの価格を300%近く高騰させたと言われています。

今後、中国人がよく使う海外の取引所の動向および、その取引所の取扱通貨の動きからは目が離せません。

取引所(サイト) 運営会社 登録地域 特徴
https://www.binance.com Binance 香港 日本語が対応,2017年12月、日当たりの取引量が25億ドル超え、世界一位。
https://www.bitfinex.com Bitfinex 香港 世界最大級の取引量を誇る、特にドル建てでの取引量が多い、2回盗難被害があり
https://www.zb.com CHBTC 香港 CHBTCの海外取引所、ドメイン名を200万ドルで購入した
https://hitbtc.com Hitbtc イギリス HitBTCは、世界有数の仮想通貨取引業者であり、400種類の通貨が扱っている。
https://www.huobi.pro Huobi.pro シンガポール Huobiの海外取引所、28日、CCTVに【規制違反】と警告された
https://www.okex.com okex 香港 okcoinの海外取引所
https://www.bithumb.com Bithumb 韓国 韓国の最大取引所であり、アルトコイン取引で世界の取引量を牽引している。
https://www.bitmex.com BitMEX セーシェル 手数料がやすくて、100倍信用取引できるの特徴
https://localbitcoins.com Localbitcoins フェランド 世界最大のビットコインのOTC取引を行うことができるウェブサイト
https://www.coincola.com Coincola 香港 9月から、中国国内で、ビットコインのOTC取引50%以上を占めているサイト

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