最近、中国でビットコインを買うのは、日本よりも安いという話を聞きました。本当に安いなら差額を狙って、設けるチャンスがあるかも?
中国の報道によれば、中国のビットコイン相場はアメリカ、日本、韓国などの海外市場より、基本的に100ドル~500ドル近くも安いそうです。この差額を狙い、中国の取引所で買って日本の取引所で売るという投資家も少なくないようです。経験者によれば、このやり方で月100万円を稼げるトレーダーもいるらしいです。
その真相について、調べてみました。その前に、以下の『世界各国取引所のビットコイン価格』データを見れば、その差額が一目でわかると思います。
[参考]:世界各国主な仮想通貨取引所のビットコイン価格

中国と日本のビットコイン市況を比較
中国と日本のビットコイン取引所での市況比較
今回は中国における主要なビットコイン取引所1位と2位のHuobi、OKCoin。そして、日本の取引所Bitflyer、Coincheckのビットコインに関して比較しました。
業者 | 売り価格 | 買い価格 | HuoBiとの差額 | Okcoinとの差額 |
HuoBi | CNY24,740(約415,967円) | CNY24,750 | – | – |
Okcoin | CNY25,210(約423,697円) | CNY25,200 | – | – |
Bitflyer | 462,588円 | 473,868円 | 約46,621円 | 約38,891円 |
Coincheck | 465,200円 | 464,600円 | 約49,233円 | 約41,503円 |
2017年9月29日10時30分 ドルレート1ドル=112.61 人民元レート100円=5.95元
以上のデータによると、中国の主要な取引所のビットコイン価格は日本の取引所より1枚当たり約38,891円~49,233円が安いことが分かりました。この差額を狙っているトレーダーによれば、レートの動きが激しい時には10万ほどの差額がありました。
中国当局の規制より、取引所を通しての取引は不可能
しかし、中国当局の規制より、国内の仮想通貨取引所は10月31日に全面取引停止になります。その影響で9月15日から取引所での新規登録・入金ができなくなっており、取引所を通しての取引は不可能です。取引所閉鎖によって、中国国内では取引所を通さずのOTC(対面取引)が急増加しています。
中国と日本のビットコイン差額を狙う方法は?
OTC(対面取引)はどのような取引?
テンセントQQで『ビットコインOTC』と検索したら、OTC(対面取引)のグループが数個出ました。これらは主に、買い売りなどの取引業者、マイニング業者、仮想通貨に関しての最新情報などが多いです。

実際に聞いたところによると、買付業者によって買付価格が多少違うものの、日本よりまだまだ安いと思います。買付また売り出しの条件はOTC取引なので、決済場所なども中国現地のどこかの都市に限定されていることが多いです。
支払い方法は現金支払いまたは中国で最も人気のあるモバイル決済「ウィーチャットペイ(WeChat Pay)」、「アリペイ(Alipay)」などが利用されています。

【翻訳以下になります。】
比特币我要买→ ビットコインを買いたい
25900收比特币1800收以太→25,900人民元でビットコインを買い、1,800人民元でイーサリアムを買い
支持支付宝微信各种方式交易 →WeChat Pay、Alipayなど各種決済方法可能
江浙沪地区面交→浙江省(せっこうしょう)、江苏省(こうそしょう)、上海など地方で対面取引
旷工合作欢迎咨询→マイニング業者大歓迎
26300收比特币→26,300人民元でビットコインを買い
大量收购:比特币、莱特币、以太坊→ビットコイン 、ライトコイン、イーサリアムを大量に買い
收购价格→買付価格
OTC(対面取引)で差額を狙う方法は可能!
以上の情報を参考にすると、中国ビットコインOTC相場(CNY25,900;26,300;25,854.70)は日本よりまだ価格が安い方だと思います。現地OTCでビットコインを買えば、1枚当たり、3~4万円の利益(OTC取引の場合は手数料なし)を得ることができると分かりました。
但し、このチャンスを狙っている海外投資者も出ています。大量な買付業者が殺到しているので、いますぐに行動しないと差額分が減っていくと思います。情報収集して、近いうちに上海現地でOTC(対面取引)をやってみたいと思います。